スカルプト用ブラシ・プリセットの追加と表示方法

Blender
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上記のブラシは、以前(2.77当時)にも紹介したこともあるBlender用のスカルプトブラシですが、2.8以降でも使用可能です。上記を見て、「な~んだ、pngファイルのことか」とは思わないでください。きちんと、ブラシの強度やストローク設定がなされているブラシのプリセットなので。

 

まず、こちらからダウンロードします(無料!)

 

ダウンロードしたものを展開すると、以下のようなファイルが含まれています。
その中にある「Tutor Installation brushpack.txt」の通りにインストールするのは、あまりお勧めできません。
以前書いたこともあるのですが、これをやると、次回Blenderを起動したときもブラシが読み込まれたままの設定になります。一見、それで良さそうな感じですが、これだとブラシ用のテクスチャも常に読み込まれた状態にあります。

スカルプトしないとき、マテリアル設定時にテクスチャのリストを表示すると、これらのブラシ用のテクスチャが常にある状態になっています。これって嫌ですよね?私は嫌だ。

なので、使いたいときに普通にAppendでBrushを読み込むのが良いかと。「OrbBrushes.blend」をAppendで開き、その中の「Brush」から、「Al Orb・・・」と書かれたブラシを選択して読み込みます。

 

読み込んだブラシはヘッダーにあるTool Settingを表示しないと切り換えることができません。Tool Settingsは下の図の辺りにマウスカーソルを持っていき、右クリックメニューの「Header」、「Show Tool Settings」で表示されます。

 

なお、Blenderを新規に開いたときに、「Sculpting」を選択して開いたときには、このTool Settingsは最初から表示されている状態になっています。

(あるいは、「ファイル」メニューの新規からSculptingで)

 

アペンドしたブラシは、既存のブラシのカテゴリに振り分けられています。Tool Settingsのブラシのアイコンの部分をクリックすると表示されるので、そこから選択して使います。

 

Drawブラシを選択したときに上図の部分をクリックしたときに表示されるブラシは以下の通りです。

 

Clayブラシを選択したとき。

 

Clay Stripsのとき。

 

Scrape/Peaksのとき。

 

Pinch/Magnifyのとき。

 

こんな感じでTool settingsから選択する形になります。