【概要】
ついに、あのAsset ManagementアドオンのBlender 2.8β版が公開されました(まだWIP版ですが)。このアドオンは、作成したモデル、マテリアル、HDRIデータ、シーンデータをライブラリに保存しておくことで、再利用するのが非常に楽になるものです。
なお、現時点のアドオンは、とりあえず2.79b時代に作ったアセットライブラリをBlender 2.8βでも利用できるようにしたもので、Blender 2.8βからのライブラリへの追加はできません。既存の機能の2.8への移行は今後行うとのことなので、更新が頻繁になるかと思います。それに、2.8(安定版)ではもっとCoolな機能の追加を考えているとのこと。
●本記事を書いたときのバージョンなど:
Blender :2.8β(2019/3/25版)→ 2.8安定版でも動作は確認済み
アドオン:2.4.6
作者:Legigan Jeremy、AKA、Pistiwique、Pitiwazou
【入手方法】
Gumroadのこちらのページから。(有料です。30ユーロ)
(Blender Marketでも、このアドオンを販売していますが、2.8wip版が公開されているかは不明)
[GARD]
【使い方】
アドオンを有効にします。アドオンの設定画面でライブラリを保存するフォルダへのパスを入力します。
3Dビューのサイドバーに「AM」というタブが追加されるので、そこからAsset Managementにアクセスできます。
上図のパネルで、上からライブラリの選択、コレクション、カテゴリとなっています。コレクションはBlender 2.8のコレクションとは関係なく、自分で設定したライブラリのサブフォルダみたいなものです。そして、更に細分化されたのがカテゴリになります。
サムネイルから選択することで、シーンに追加されます。追加はアペンドとリンクのどちらかを選択できます。選択はサムネイル横のこのボタンで切り替えます。
なお、アドオンはあくまでツールを提供しているだけで、ライブラリの中身は提供していないです。自分で作る必要があります。
次の図は私のマテリアル・ライブラリの一部です(参考まで)。