【概要】
このアドオンは編集モードで指定した部分の長さ、角度、円周長、半径などを表示します。上図の通りです。
この他にも2つのオブジェクト間の距離も表示することができます。もちろん単位系の表示も可能です。計測結果の色や配置などもカスタマイズできます。
このアドオンは計測結果がひとつひとつMeasureIT Toolsパネル(後記)に登録されます。そのため、モデリング時に使うと、登録項目の数が多くなるし、削除や一部の非表示など、その度にパネルにアクセスしなければならないので不便です。このアドオンは、完成品の寸法を見せるためだけの表示に使った方がよいと思います(モデリング時は標準機能の長さ・角度の表示を使った方が早いです)。
●本記事を書いたときのバージョンなど:
Blender :2.8β(2019/3/17版)
アドオン:1.8.0
作者:Antonio Vazquez
【入手方法】
Blenderに標準で付いています。
[GARD]
【使い方】
アドオンを有効にします。MeasureITの操作は、3Dビュー上で「T」キーを押したとき、右側に表示されるツールタブの「ビュー」の中に関連のパネルがあります。
例えば、2点間の長さを図る場合は、計測するオブジェクトの編集モードで2点を選択し、MeasureIt Toolsパネルの「Segment」をクリックします。そして、パネルの一番上にある「表示」ボタンを押します。このボタンで計測結果の一括表示/非表示を行います。
角度や円周長・半径を計測するには、3点を選択する必要があります。
3Dビュー上での計測結果の表示の色や配置、単位の切り換えなどはMeasureIt Toolsパネルの下の方に表示されている部分で行います。