【バージョン2.79b用】
このアドオンはレンダリングした後の画像を加工する、いわゆるポスプロの処理をノードを使わないで出来るようになるアドオンです。実は裏で勝手にノードを組み立ててくれてる。
★入手方法
Blenderフォーラムのこちらのスレッドにて。
[GARD]
★使い方
レンダリング結果が表示されるUV/Image Editorのツール・シェルフに「EasyFX」タブが出来るので、ここで加えたいエフェクトを追加していきます。
作者のrymdnisseさん作成のPVがこれ。
以下の機能(エフェクト)があります。
- Glow追加
- Streaks追加
- Sharpen/Soften
- Vignette追加
- Blur追加(D.O.F)
- Color Correction
- Lens Flare/Lens Distortion追加
- ミスト追加
- 背景変更(画像追加、透過)
- シネマ風な帯追加
- 画像反転
- オリジナルと加工後画像を分割表示
昔作った画像を試しにポスプロしてみました。
元画像↓
ポスプロ後↓
このとき自動生成されたノードはこれ。
★感想
パラメーターを変えるだけでいいので、ノードエディタを上手く使えない人にはいいかも。ノードなんて一切気にせず、レンダリングし、その結果が表示されているUV/Image Editor上でやりたい加工ができます。ただ、細かいところで調整したいときは、ノードに入っていかないとダメですが(当たり前か)。
ただ、これ使ってると、ノードの組み方を忘れるなぁ~
なので、私は使わないかな~(その辺を気にしない人向け)
あと、「EasyFX」タブの上の方にある「Split with original」という所にチェックを入れると、オリジナルとポスプロ結果を閾値で分割して表示してくれます(以下の画像参照)。ここにキーフレームを設定すると、よくVFXのBreak down動画にあるような左から右へ元の画像が加工された画像にスワイプしていくものが作れます。これは参考になりました。
★バージョン情報
この記事を書いたときのバージョン;
Blender:2.76b
アドオン:1.0.0