【バージョン2.79b用】
このアドオンは面を押し出したり、押し込んだりしてモデリングする際に便利になるアドオンです。バージョン0.8になって、私の望む形になるようになったので記事にしてみました。
簡単に言うと、単純に「E」キーでやると、例えば、押し込んだときに押し込む面に接する横の面は残ったまま押し込まれますが、このアドオンを使うと、接する面も同時に変形してくれるので便利です。
[GARD]
★入手方法
こちらの作者のMano-WiiさんのGitHubから。
(ダウンロードしたZipを解凍して、Pyファイルを指定してインストールします。通常のZipのままインストールはできません)
Blenderフォーラムのスレッドで日夜改善されてますので、こちらで最新の状態を確認できます。
★使い方
「Alt」+「E」キーまたは、ツールシェルフの「Extrude」メニューの最後に表示されている「Push/Pull Face」を選択して、3Dビュー上で選択した面を動かすだけです。
バージョン0.8で何が良くなったかというと、面を押し出したり、押し込んだりした後、以前のバージョンでは面が接するところは接しているだけで、メッシュ構造的には別々の面が同じ位置にあるだけでしたが、今回のバージョンからは自動的に結合してくれます。結果、Nゴンが増えますが、こっちの方が扱いやすいです(Nゴンなんで、他の機能を使うときに制約が出てくる場合がありますが、その際は、「J」キーや「K」キーで必要な箇所にポリゴンを作れば良いかと)。
★感想
Nゴンが出来てもいいようなモデリングのときに便利かな。それに「E」キーだと押し込んだときに周りの面が残ってしまい、その部分を直す手間が少し省ける。入れておいていいアドオンだと思う。
★バージョン情報
この記事を書いたときのバージョン;
Blender:2.76
アドオン:0.8