制作してて気づいたことだけど。もしかしたら、この部分に引っかかってる人もいるかもしれないので、記事にしておくことにしました。
お題の通り、BlenderのCyclesを使ったときのテクスチャの保存ですが、保存は保存でもBlendファイルに組み込んで保存するPackです。Blender Internalエンジンを使った場合は、当たり前のところに、当たり前のボタンがあるので分かりやすいのですが、Cyclesの場合はBlenderが変態UIと呼ばれる通りなのか変態です。
Blender使っている人で、Cycles使ってる人って日本では少数派なのかな~?セルルックな作品作る人が多い感じだから、Internalの方を使うでしょ。CyclesがFreestyle使えるようになっても(今は。一応期間限定にしとく)。だから、この記事意味ねーってなるのかな~。というか、その前に見ねーし!とかw
なので、どれだけの人に役に立つ記事かは分からないけど残しておこうかと思いました。
[GARD]
ここから、本題。
まずおさらい。
ここで話そうとしているPack機能は、マテリアルなどにテクスチャを読み込んだとき、プロパティ・エディタのテクスチャのところあるファイル名の横の空フォルダボタンを押すことで、テクスチャの画像データもBlendファイル保存時に一緒に保存されるというもの。
これを押さないと、参照パスのみがBlendファイルに保存されるので、後で、Blendファイルやテクスチャファイルの置場所やファイル名を変えたら、テクスチャが読み込めなくなり、レンダリングの結果は紫色になります。相対パス関係が将来も変わらないという使い方をする人なら必要ない話ですが、そうでないときは、この空フォルダボタンを押した方がいいです。押すと、テクスチャデータが含まれるので、Blendファイルサイズは大きくなりますよ。当たり前~。
では、Cyclesの「Image Texture」ノードでテクスチャを読み込んでマテリアル設定したら、どういう表示になっているかというと、下図の通り。そう、ないんです・・・
あるのはファイルを開くときのフォルダボタンのみです。では、どこにあるかというと、ノード・エディタ上で「N」キーを押して、Image Textureノードのプロパティを表示させたときに出てくるんです。さすが変態!(*)
(*)CGソフトはそれぞれ大なり小なり異なったUI設計でみんな変態と思えば変態で、普通と思えば普通だと思ってます。Blenderだけが変態とか思ってません。ただの慣れの話とか、まだ開発途上でしょという感じ。以上、補足まで。
そこで、このPackボタンを押すと、どうなるかというと・・・・
「たらぁ~ん(アンドリュー君口調で)」。なんと、今まで「ファイルを開く」ボタンだったのが、「Pack」ボタンに変身!えっ、ええーー!
Blender Internalのときはボタン分けてたじゃん。設計思想に統一感がないところが素敵w。
「裏切らないBlender」
「ぶれないBlender」
さすがです。Blenderさんw