【バージョン2.79b用】
このアドオンは、BlenderのVideo Sequence Editorの使い勝手を良くすることができるアドオン(snuさん作成)。
Blenderで動画編集をやる人は導入してもいいのでは。以下の機能がある。いずれもVSEのSequencer画面での操作になる。
(2016/11/8)バージョン0.9の内容に更新。Blender 2.78aで動かない機能があったので追記。
★入手方法
Blenderフォーラムのこちらのスレッドのリンクから。
[GARD]
★使い方
具体的には作者のsnuさんが作成した以下の動画の通り。大きく分けて、ヘッダのViewメニューの操作(2.78aでは使用不可でした)、VSE上での操作、VSEのプロパティシェルフ上での操作がある。
ざっと機能を挙げると以下の通り。
- Auto Following、Auto Snapping・・・Blender2.78aでは使用できない。
- Quick parent・・・ストリップ間にペアレント設定ができる。
- Quick snap・・・「S」キーで現在のフレームまたは選択しているストリップのスナップ操作
- Quick fades・・・フェードイン、フェードアウト設定。
- Quick List・・・VSE上のストリップのリスト表示。リスト上で表示、ロック、長さ、位置の操作が可能。
- Quick Marker・・・VSE上のマーカー設定関連の操作。マーカ選択で現在のフレーム移動が可能。
- Quick zoom・・・「Z」キーでVSE上の表示縮尺の変更。
- Quick titiling・・・タイトルの追加。)
VSE上の操作は、以下のショートカットキーでメニューが表示されます。以下は2.78aで使えるもののみ掲載してます。
「S」キー・・・ストリップとカーソルのスナップ操作。
「F」キー・・・フェード効果の追加関連の操作。
「Z」キー・・・ズーム関連の操作。
「Ctrl」+「P」キー・・・ストリップのペアレント設定。
「Alt」+「M」キー・・・VSEのプロパティシェルフにあるQuick Markersで設定したマーカーを現在のフレームに設定。
VSEのプロパティ・シェルフでの操作は、Quick List、Quick Markers、Quick Fadesのみ利用できます。
★感想
使えそうだなと思ったのは、Quick Snap、Quick zoom、Quick Markersかな。ショートカットキーも押しやすいので作業効率もアップ。Blenderフォーラムのページでは他にも機能があるけど、Blender 2.78aでは使えないみたい・・。
以前紹介したVSE Transfer Toolと合わせて使うといいと思った。
★その他
この記事を書いたときの各バージョン:
Blenderバージョン:2.78a
Addonバージョン:0.9