Marvelous Designer 2024の新機能のソフトボディシミュレーションを試してみました。
付属されている基本アバターと今回の追加されたアバターの変換機能によって変換したアバターにのみ使用可能な機能です。
公式動画もあるのでこちらが参考になります。
動画のサムネイルのようにアバターの身体が柔らかくなるので、シミュレーション時にマウスで押し込むと皮膚が凹むのが分かります。
ただ、その状態を維持するのが難しいかったです。
以下では、ソフトボディシミュレーションがアニメーションに及ぼす影響を確認してみました。
基本ですが、ソフトボディの設定項目はアバターを選択したときに表示されるプロパティの中にあります。
これを有効にすると、Soft Body Stiffnessという設定が表示されるので、これでソフトボディの柔らかさを5000~10000の間で設定します。
数値が小さい程、柔らかいシミュレーションになるとのこと。
ソフトボディの設定なしの状態と、5000に設定したとき、10000に設定したときの違いを検証してみました。
なんだか、ソフトボディを有効にすると、衣装が体に引っ付く感じになってます。
それに衣装の動きにも影響が出ていて、生地が柔らかくなったような。
もう1つやってみました。
やっぱり、静電気みたいに足に引っ付いているのと、肩の部分の生地が腕の方に引っ張られている感じになりました。
こういう性質に注意して使うって感じですかね。
公式マニュアルによると、ソフトボディのデータはAlembic Cacheでエクスポートができるようです。Alembic以外の形式だとメッシュがエクスポートされるらしいです。