【概要】
このアドオンは、オブジェクトとオブジェクトの境目に溶接痕模様をつけるためのアドオンです。
2020/1/6 バージョン1.0.7(1.0.6で追加になったDecalによる生成について追記)
2019/11/13 バージョン0.0.9の新機能を追記。
2.79b対応のアドオンについてはこちらの記事です。
●本記事を書いたときのバージョンなど:
Blender :2.81a
アドオン:1.0.7
作者:Lukasz Hoffmann
【入手方法】
[GARD]
【使い方】
アドオンのZipファイルをインストールし、有効にします。
サイドバー(3Dビュー上で「N」キーを押す)に、「Welder」タブが表示されます。
3Dビュー上で2つのオブジェクトを重なるように配置し、2つのオブジェクトを選択した状態にします。
そして、「Welder」タブに表示されたサムネイルから溶接痕の形を選択し、「Weld」ボタンを押します。
すると、溶接痕の大きさを設定するモードになります。マウスの左右の動きで大きさを調整したら、マウス左クリックします。
次に、溶接痕の回転方向を設定するモードになります。これもマウスの左右の動きで調整します。調整が済んだら、マウス左クリックで確定します。これで溶接痕の追加が完了です。
Welderパネルの「Draw」ボタンは自分で線を描いた部分に溶接痕を作ります。ボタンを押し、マウス左ボタンを押しながら線を描きます。「Enter」キーを押すと、上記で説明したマウスドラッグでの溶接痕の太さと向きの調整モードに入ります。
パネルにある「Modify」ボタンを押すと、カーブで溶接部分の形を調整できるようになりました。作業が済んだら、「Apply」ボタンを押します。その後、「Modify」ボタンを押せば、apply後も再調整可能です。
Welderパネルの下部に「Geometry」と「Decal」ボタンが追加されました。「Geometry」は上記の通りです。「Decal」ボタンの方は、Geometry、つまりポリゴンで溶接痕を作るのではなく、板ポリにテクスチャで溶接痕を生成します。
「Decal」ボタンを押して、こちらを有効にした後はこれまでと同じようにして溶接痕を追加します。追加したら、Lookdevまたはrenderモードで表示すると、溶接痕が見えます。