有楽町の東京国際フォーラムで開催されたSIGGRAPH ASIA 2018に行ってきました。12/4(火)~12/7(金)までの期間開催されている中、平日開催なので最終日の12/7だけしか行けませんでした。
今回、Marvelous Designerの開発元のCLO Virtual Fashion Inc.に招待されて、Exhibitor Passの資格で参加。Marvelous Designer本を書いて良かった!
最初は、展示場へ直行(でないと、Passもらえない)。CLO Virtual Fashion Inc.の方々にご挨拶。
メールでやり取りしていたJaneさんはSales Managerだったことが判明。そして、かわいらしい女性でした。
そこでは、Marvelous Designerで作りにくかった形をどうしたらよいか相談。
来日していたエキスパートのJuliaさんに、その場で実演して教えてもらいました! 大収穫。
午後の別室でのセッションが始まるまで展示場を徘徊して過ごしました。
人の視野角に近いというStarVR Oneを試してみたり、ジェットコースターVRを体験したり。
以下はもらったものたち。
それと、デジハリのブースで、かの有名な早野さんのトークセッションを聞けました。ナマ早野さんは初めて。
早野さんの制作手法についてでした。「ジェネラリストはいいぞー、こんなこと出来るぞー」といった感じのジェネラリスト押しの内容。その他に印象に残ったのは、デジハリの学長の杉山さんがカメラマンになって、目の前を行ったり来たりされてましたw ほっこり。
大学のブースでは、見てはいけないものがあったー! 3Dプリントされたスザンヌ!(スムースなし)
大学に侵食しているではないか。このブースでは3Dオブジェクトにプロジェクションマッピングするという発表で実験台に。またか・・お前、ご苦労様です・・。
[GARD]
もちろんボーンデジタルさんの「映像制作の仕事展」も行きました。コンセプトアート、造形、背景などなど。
ここで配布されていた「もう、誰も教えてくれない 撮影・VFX/CG アナログ基礎講座 II、応用編」は部数に限りがありましたが、前日参加の八田さんに確保してもらってたので無事確保。感謝!!
午後は、Pixarの方々のセッションに参加。インクレディブルファミリー2のキャラクター制作に関するトークで、モデリング、リギング、ヘア、衣装のテーラリング(この後は退出したので不明)を聞きました。第1作目よりこう変えましたーという内容。14年前だから、当時は髪の毛も1本1本を手で位置を変えてヘアスタイルを作っていたけど、今はこんなに楽な機能がというところでは、これBlenderにもある!と、ヘアのComb機能に思いをはせていました。
最後に参加したのはFoundaryのセッションでWeta Digitalの方の映像制作現場の舞台裏というもの。Pixarの方を最後まで見ずに切り上げて15分前に来たけど、既に長蛇の列・・・。考えが甘かった。
聞くところによると、170席のうち300人部屋に入れたとか。私は170名から溢れた方で立ち見。
Weta Digitalが手掛けたアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーのVFXについてのトークやBreak down映像など。
さすが超有名どころだけに「すげーなぁ~、いいなぁ~」でした。監督のイメージを実現するため、社内ツールを作って対応していたり、撮影時の条件が合わないときは、常識的な手法を捨てても手間がかかっても臨機応変に対応されてました。
実に有意義な1日でした。
後で思ったのはExhibitor Passだったなら、あと1日くらい会社休んで行っとくべきだった!
もらえるPassの種類を事前に確認しておくべきだった・・・、です。
次回日本での開催はいつだか分からないけど、また東京辺りで開催されたら行きたい。